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今日は友人宅の引っ越しのお手伝い・・・エアコンの取り外しをしました。
写真の状態は、設置したままの状態でまだ何もしていません |
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一番最初にやるのは、エアコン本体に残っているガスを回収する事です。
上と比べれば分かると思いますが、先ずはバルブ分の真鍮のキャップをモンキーやスパナを使って取り外します。
次にガス回収をしますが、その準備として細い方のパイプ(液側)のバルブを閉められるように六角レンチを差し込んでおきます。
このまま冷房の最強にして運転します・・・コンプレッサーが回り出してしばらくしたら液側のバルブを閉止します。
そのままの状態で1分間運転の後下の太いパイプ(ガス側)のバルブも閉止し、すぐにエアコンのコンセントを抜きます。 |
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上記の段階で、各パイプ、室内機内のガスはほとんど室外機側に回収されていますので、スパナを使ってパイプを取り外します。
今回もほぼ完全に回収できたようで袋ナットをゆるめてみると全くガスの吹き出しはありませんでした。 |
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次に電源ケーブルを外します。
電線が入っているところの蓋を開けると写真のような端子があります。
ご覧のように白い部分をマイナスドライバーで押しながらケーブルを下方に引っ張ると抜けます。
これで室外機はフリーになりましたので持ち運びOKです。 |
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次は室内機の取り外しです。
室外機より切り離したフレア配管の曲がりを直し、なるべく真っ直ぐにします。そして室内機を持ち上げるようにして取り付け台座から外し、室内側になるべく真っ直ぐに引っ張り込んでパイプごと室内に取り込みます。
ご覧の状態は室内機を取り外したあとの状態で、この鉄板が取り付け台座になります。ネジ止めですのでドライバーで外しましょう |
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次にフレア配管を被覆している防蝕テープをカッターで切れ目を入れて取り除くと配管と室内機のジョイント部が出てきますのでスパナ2丁を使って取り外します。
ナットは真鍮製でナメ易いので注意して下さい。
外すとご覧の通り先端部はフレアー加工されています。 |
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取り外したパイプは大きなRで丸めておきます。
この時力を入れすぎるとすぐにクニャッとなり再使用できなくなりますので注意して下さい。
またエンド部分はゴミ等が入らないようにテープ等で塞いでおく事をお勧めします。 |
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最後に室内機側の電源ケーブルの取り外しです。
ケーブル押さえを外し、室外機と同じ要領で白い部分を押しながら引き抜きます。
これで取り外し完了です。ここまで要した時間は30分程度です。
皆さんもチャレンジして下さいねー |
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これは取り外した室内機です。
ちなみにこのエアコンは、友人が要らないというので、我が家の客間に取り付けました・・・モチロン自分で。 |