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家内の自転車のチューブ交換をしましたので、参考に掲載しておきます。
今まで何度もパンク修理をしたのですが、またすぐに穴が開いてしまう・・・これはチューブの寿命だなと判断し、100均で315円のチューブを購入し自分で交換しました。
特別な工具もいりませんし、コツさえ覚えれば簡単ですので、是非お子さんと一緒にやって見てください・・・と言うより、DIYerならとっくに知ってますよね。 |
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今回交換するのは後輪・・・前輪に比べて手間が多いです。
まず、後輪のブレーキワイヤーを外します。
青○の部分のナットでワイヤーを保持していますので、スパナでゆるめ、ワイヤーをフリーにします。
お次に赤○の部分でワイヤーカバーを保持しているナットを外し、写真の状態にします。
この時ついでに、赤○部分のフレームとブレーキ本体を固定しているナットを外して、縁を切ってフリーにしておきます。 |
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これは上の写真と反対側(チェーン側)の様子
この自転車は外装ギアなのでチェーンがむき出しですが、ギア無し・内装ギアの場合はチェーンカバーで保護されている場合があります。
外装ギアの場合は、こちら側での取り外しはありませんが、外装ギア以外の場合、チェーンを外せるようにチェーンカバーの後端ふたを開け、ペダル付け根のカバーも開いてチェーンを外せるように準備します。・・・種類によっては、上半分だけのカバーでそのままチェーンを外せる物もあります。 |
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タイヤに繋がっている部品を全て外したら、車軸を固定しているナットをご覧のボックスレンチまたはメガネレンチ、モンキースパナなどで取り外します・・・なるべくはボックスまたはメガネを使用した方がナットを痛める危険が少ないのでいいと思います。
ブレーキ側、チェーン側の両方のナットを外すと車輪がフリーになると共に、スタンド、荷台等も外れてぐらつきますので、チェーン側を上にして倒して作業を続けます。 |
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車軸のナットを外すと写真のような状態になります。
赤○の部分には、見えにくいですが、車軸の位置を調整するボルトナットが車軸にはまっています・・・片側だけの物、両側にある物いろいろです。
このナットによって、車輪の傾きや、チェーンの張り具合を調整することが出来ます。 |
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ナットが外れたら、自転車を倒して、車輪からチェーンを外します・・・これは外装ギアですので、赤い矢印の部分を前側に押してやるとチェーンがゆるみ、簡単に外すことが出来ます。
青○の部分は、ギアチェンジ用のワイヤーですが、車輪とは繋がってないので、外す必要はありません・・・外してしまうと、調整が面倒ですから、注意です。
外装ギア以外の場合、チェーンを外すには、まずペダル側のギアからチェーンを外します・・・きつくて外れない場合は、上の写真の調整ナットをゆるめて、チェーンの張りを弱くすると外れやすいです。
チェーンを外す際は、汚れ防止で軍手着用が○
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と言うわけで無事に外れました。 |
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お次にタイヤを外してチューブを取り出します。
まずはバルブ部のナットを全て取り外し、ロールオーバーの状態にし、チューブ内の空気を全て抜きます。 |
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タイヤレバーをタイヤとホイールの間に差し込み、タイヤを持ち上げます・・・この時、チューブを挟まないように注意してください(今回はチューブ交換なので、平気ですが。)
次に少し離れた部分に2本目のレバーを差し込んでロールオーバーの状態にするとタイヤの一部がホイールから外れます。
1本目のレバーを外し、もう一度同じ事をやればかなりスカスカになりますので、隙間に指を入れて全周外します。
ちなみにタイヤレバーは100均商品です。 |
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タイヤの片面が外れたらチューブを取り出します。
バルブ部を押しだし、穴から外してご覧のように・・・あとは引っ張るだけで外れます。
この後新しいチューブをねじれないようにタイヤ内に押し込み復旧していきます。
チューブとホイールの間にはリムバンドというゴムが挟んでありますが、これはスポークによりチューブに傷がつかないようにする物ですから、ずれないようにして下さい、また、バルブ部を挿入する際、挟み込んで切らないように注意して下さい。
チューブを挿入したら、バルブ部が外れないようにナットを軽く掛け、タイヤを手で押し込むようにはめていきます。最後は堅くなりますが、タイヤレバー等を使うとチューブを挟んで傷つける場合がありますので、注意します。
最後にバルブ部を押し込み、タイヤの内側にバルブ部の金具を押し込んで終了です。
バルブを取り付け、空気を入れて、取り外しと逆の手順で復旧します。 |
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一番面倒なのは、チェーンの取り付けだと思いますが、軍手をはめて、無理な力をかけないように・・・時には自転車を立ち上げてはめ込むとやりやすい場合もあります。
写真は最後のブレーキワイヤーの取り付け部ですが、矢印の部分を前に押してワイヤーを締め付けるとほどよく取り付けできます。
一度やってみるとコツが分かりますので、挑戦してみて下さい。
ちなみに前輪はじゃまな物がないのでとっても簡単です。
自転車屋さんに頼むと2千円前後しますね。 |
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パンク修理の方法は、後日紹介しますね。 |
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